市販のヘアカラー剤で髪を染めるときの注意点!自分で染めるときに失敗しないコツ

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ヘアカラー ファッション
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美容師として4年間勤めていた経験からセルフカットやヘアカラーを自分でやり始めて9年間がすぎました。今回は市販のヘアカラー剤で髪を染める時の注意点を記事にいたします。白髪染めとお洒落染めはカラー剤は液剤の成分が違うために、今回は普通のカラー剤(お洒落染め)の方をメインにしていきます。

1.染めむらができる

2.根元が明るくなりすぎてしまう

3.後頭部が染めづらい(見えない)

4.アッシュ系のカラー剤買ったのにアッシュにならない

初めてのヘアカラーの悩みと言えば染めむらが定番になります。このような悩みが結構多かったのでお答えしていきますね。ヘアカラーを自分でする際に一番重要なことは「染める順番」で解決します。それではどういった順番で行うのがベストか?また初心者でも失敗しないコツもご紹介していきます。

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市販のヘアカラー剤で染めるときの「染める順番」

ヘアカラーをする際に”染めむら”にならないためにも、髪の毛をブロック分けする方法がベストです。髪の毛には襟足から頭頂部にかけて髪の毛の太さが違います。そのために同じ塗料や染めたあとの放置時間が同じでも、染めむらになってしまうんです。

これは男性の場合でも女性の場合でも髪の毛の生える場所によって太さは違います。しかし、男性の場合は”男性ホルモン”が多い箇所、もみあげ部分は非常に染まりづらいです。

髪の毛を染める際は、簡易的にブロックわけをする必要があります。男性の場合では比較的に髪の毛が短いのであまり必要がありませんが、女性の場合はショートヘアでもロングヘアでもムラになりやすいので注意が必要です。

髪の毛を簡単にブロックわけする方法

100円ショップにあるダッカールと言う商品があります。やり方は簡単、この商品を使用するだけです。やり方は正面からみて縦にセンター分けにします。前髪から襟足までザックリ分けます。そして耳の裏付近から後ろの髪を上下に分けます。

この時に左右の高さが同じくらいになるようにしましょう。髪の毛を部分的に分ける”ブロッキング”の神動画があったので下記に貼っておきます。わからない場合は動画で見る方がわかりやすいかもしれません。

ヘアカラーは襟足から染めるが鉄則

前略でも述べたように自分でヘアカラーをする際には”襟足”から染めることを行います。これが確実です。

染める順番

1.襟足(できれば左右の襟足に分けて染めるとムラがなくなりやすい)

2.サイド部分(耳上からこめかみ付近まで)

3.頭頂部

⚠︎頭頂部は分け目がくっきり見えるために地肌から1センチ離して染めることを意識する

髪の毛が細いと感じる人はなるべく、ベタ塗りは避け薄く伸ばして塗布することお勧めします。5分くらい放置してから色の変化を見ます。この時に重要視してみるところは根元をみるようにしましょう!

その際に染まってしなかったら、塗布料を増やします。この時も根元はベタ塗りは禁止です。根元付近はカラーリング後1週間もすれば自然に明るくなります。「あまり根元は染まってないな?」くらいがちょうどいいでしょう。

染まりづらい人はラップをかける

ドライヤー

髪の毛が太い人や、外気温が寒い時(冬)は染まりにくいことがあります。この際にはラップを使用します。よく美容室で行っている”あれ”です。ラップをすることで体温が髪の毛から逃げないために効果的に脱色できます。

たまにドライヤーを当てる人がいますが、これは絶対にやめましょう。発色効果が高いぶん髪の毛がダメージを受けてしまい、カラーリングのした後に髪の毛の色が早く抜けてしまいます。

頭皮が弱い人は根元を1センチあけて塗布する

セルフカラーに慣れている人であれば”コツ”が掴めてきます。敏感肌の人はパッチテストを行った際でも頭皮が荒れてしまう人がいます。この際は頭皮から1センチ感覚を開けて塗布することでフケや頭皮の痒みを抑えることができます。ロングヘアの場合はやりづらいですが、髪の毛をブロッキング(髪の毛を分ける)ことで染めむらを防ぐことができます。

根元を1センチ程度あけて塗布する方法があります。まず、頭を逆さにします。仁王立ちしたまま”礼”をした際に髪の毛が重力でしたに落ちます。この原理を利用して襟足から素手で塗布します(ゴム手袋着用)。そしてサイドに向かって揉み込むようにカラー材をつけていきます。

そして頭頂部に進み、頭皮に触れることなくカラーリングすることが可能になります。塗布後はタオルやラップなどで束ねて放置するだけです。

⚠︎この時にも5分放置して必ず確認しましょう

理想的な色にするには”乳化”する

アッシュ系のカラー剤買ったのに全然アッシュになっていない!!

髪の毛は茶色に染まってはいるけど、アッシュやグリーンといった色素が入らない場合の対応方法には「乳化」と言う方法があります。これは美容室で行われている方法です。

「乳化」とはカラー剤を塗布した後にアルカリ性に傾いた髪の毛を緩和するために用いられます。髪の毛の芯まで染まっていない状態の髪の毛に色、つまり「色素」をいれるイメージです。アッシュ系やピンクなどのヘアカラーにはこれを行うと非常によく色が入ります。

やり方

1.髪の毛にカラー剤を塗布する

2.塗布後、指定の時間放置する(5分〜20分)

3.洗面台にお湯をためる

4.ためたお湯に塗布した髪の毛を浸す(この際に優しく絡まないように揉み込む)

5.洗面台のお湯とカラー剤が混ざった状態で生え際を軽くコスル

6.髪の毛を洗面台につけたまま、髪の毛を揉み込む(3分〜5分)

これをすることが乳化になります。乳化をしたさいに”ギュ”っと色素が入り色彩が鮮やかに染まるので自分でカラーリングする際はこの作業は行うことをお勧めします。

まとめ

美容室で髪を染める際は、基本的にコスパが悪いのが現実です。地方でも5000円くらいしますね。都内でしたら、1万から2万円くらいの費用がかかります。もちろん染めムラがなかったり、オーダー色になりやすいメリットもあります。

年間にしたら女性で12万円程度かかりますね。日常の生活のコストを下げるにはセルフもお勧めです。

コメント

  1. 白髪が伸びるスピードが早い!?カラー剤で部分的に染めてみる より:

    […] […]