Final Cut Pro XからDaVinci Resolveに変更して3ヶ月が過ぎて、初めて動画を製作することができました。DaVinci Resolveの魅力はグレーディング。Final Cut Pro XやAdobeにはない色味が調整できる部分があります。他の編集ソフトにはない魅力がありますが、DaVinci Resolveではどういった作品を作ることができるのか?これからDaVinci Resolveを始める人は参考にしてみてください。
この記事で得られること
DaVinci Resolveのみで製作した動画が見れる
DaVinci Resolveを初心者が感じるデメリット
DaVinci Resolve初心者が感じるメリット
DaVinci Resolveは初心者には難しいプロ用のソフトになりますが、誰でも無料で使うことができるため、これから映像関係の道にすすむ人はDaVinci Resolveの使用をおすすめします。映像クリエイターの需要が高くなり、これからカラーグレーディングを学ぶ人も増えていくと思いますので早い段階でDaVinci Resolveを触っておくことが優位になります。
DaVinci Resolveだけで製作した動画
DaVinci Resolveを初めて初期設定を行います。早くDaVinci Resolveで動画編集を行いたい!どんな映像になるのか?使いやすさ、デメリット、他の編集ソフトとの違い。初めてが疑問とワクワクでした。
今回の記事ではDaVinci Resolve初心者がカラーグレーディングとカットのみで作成したVlog動画を作りましたので、DaVinci Resolveと他のソフトの差を確認してみてください。
色味追加するとかなり変わります
続いて後半がカラーグレーディングを使用しないでFinal Cut Pro Xで編集した動画になります。
Final Cut Pro Xでの編集の方は「LUT」のみ追加しています。風景やアングルでも変化してしまいますが、シネマ風にして編集。
DaVinci Resolveをはじめた時の不満
DaVinci Resolveをはじめたときの不満はありました。インストールしたものはDaVinci Resolve17になります。(前期のアップデート前は使用していない)一つ目はパソコンスペックです。以前にFinal Cut Pro Xを使用していたスペックのパソコンでは対応が難しかったです。
Final Cut Pro Xは「CUP」を使う
DaVinci Resolveは「GUP」を使う
ソフトによってパソコンの使用するソフトウェアが違うため、遅延します。CUPはカットや編集の主成分をになっていますが、GUPはグラフィックボードで使用する部分になります。ゲームや3D製作しているパソコンスペックがないと、コマ落ち指定しまうとこがあります。
aftereffectやAppleモーションを使用してちゃんと動作している人なら大丈夫ですが、この2つで落ちてしまうパソコンではDaVinci Resolveは難しいです。
Macを使用している人は以下の設定をおすすめします
iphoneで撮影した動画が編集できない
iphoneで撮影した動画が編集できないことに気づいてしまいました。iphoneで撮影したデータはコーデックh264になっている場合があります(スマホでは確認できないため、PCで確認できる)
その場合は「コンバーター」を使って動画ファイルを変換することができます。
データの大きさによって有料になりますが、小さいサイズなら無料で変換することができます。スマホや編集ソフトでカットしてから変換しましょう!!
カットが面倒な仕様になっている
DaVinci Resolveの場合、カット編集が面倒な初期設定になっています。Final Cut Pro XからDaVinci Resolveに乗り換えた人は肌で感じるかもしれません。カットした際に、後半の素材が自動で詰めてくれません。
手動で素材をドラッグアンドドロップする必要があります。
キーボードをショートカットキーを変更して「自動で」詰めてくれたり、ワンクリックでカットをしてくれるようにします。
キーボードショートカットキーを設定する
DaVinci Resolveではショートカットキーを変更しないと動画編集にかなり時間がかります。そのため、専用のコントローラーを購入することもできますが、費用も高額です。
期間限定でライセンス版を購入すると、DaVinci Resolve Speed Editorが付属してきます。このコントローラーはカットを効率的な作業を進めるためにはかなり便利です。
しかしカラーグレーディングをするときには別のコントローラーが必要になります。
次にパソコンで作業するときのショートカット設定です。DaVinci Resolveを開き、設定をクリックします。DaVinci Resolveの下の項目に「キーボードのカスタマイズ…」をクリックします。
キーボードのカスタマイズをクリックすると、以下のような画面があわられます。まずカットのショートカットを設定します。
カットは「W」設定します。キーボードのWをクリックします。
Wにする理由は左手に近い部分がカットの方が効率がいいため
Wをクリックすると、下記のアプリケーションの項目をレイザーにします。
探すのが変動な場合、写真の上記右側にある「検索」の欄からレイザーと入力してください。レイザーの右側にある「+」をクリックしてWが追加されていることを確認。そして保存をおします。
これでカットを「W」でワンクリックでカッティングすることができました。
先頭を再生ヘッドの位置へ
続いて「 Q」に先頭を再生ヘッドの位置へを追加します。カットした素材に隙間ができたさい「Q」をクリックするだけで先頭の場所を変更してくれます。これを使用しないと、手動でドラッグすることになるので変更をおすすめします。
Qをクリックして検索項目に入力します。リップル内にある「先頭を再生ヘッドの位置へ」選択し、Qを追加して保存します。
これでカットの主要となる操作が完了しました。動画編集画面に戻ってワンクリックでカットや先頭になるかをチェックしてください。
カラーグレーディングを最初の「さ」
カラーグレーディングをはじめたときに項目が多過ぎて、どれからさわればいいかわからないのが本音だと思います。初心者が最初に触る箇所は以下の項目がおすすめです。
リフト
ガンマ
ゲイン
オフセット
右側にはスコープを表示しておきましょう。リフトはシャドウのような役割を果たします。明暗を調整しスコープの1番下を合わせましょう。
⚠︎したが空いている場合はNG
続いてゲインを調整します。ゲインは全体の明るさを調整する仕事をしてくれます。スコープの一番上をチェックしながら調整するようにしてください。
⚠︎人それぞれになりますが、初心者のうちはスコープ内に3本の色が飛び出さないようにしましょう
次にガンマを設定します。ガンマは中間色を調整してくれる役割をしてくれます。バランスをみながら調整しましょう。基本はあげ過ぎず下げすぎないが基本です。
最後に、オフセットを調整します。全体の色素のバランスを左右するため、最後の触りましょう。
カラーグレーディングした後とする前の差
カラーグレーディングする前
カラーグレーディングしたあと
初心者でも基本をするだけでこのくらいの色味を追加することができました。カラーグレーディングは奥が深いのが楽しみの1つでもあります。本もたくさん購入しましたがその中でもおすすめの本をご紹介します。
DAVINCI RESOLVE デジタル映像編集 パーフェクトマニュアル
価格 3971 税込
カラーグレーディングワークフロー&シネマカメラ
価格 2750 税込
カラーグレーディング 101 ボーンデジタル
価格 4620 税込
この3冊は初心者でもわかりやすく、カラーグレーディングの基本を学ぶことができます。色味の勉強を始めることで「赤に緑をプラスすると何色になるか?」など、専門的な構造を学べるため、知識が増え映像クリエイターとして力を発揮してくれます。
DaVinci Resolveの初心者が感じるメリット
動画編集ソフトにおけるさいにDaVinci Resolveは初心者は難しいのが本音でした。最近では英語版から日本語対応になってきたり、直感的な操作になり、Final Cut Pro Xを使用している人なら使うことができます。
DaVinci Resolveは全ての人が無料で使用す流ことができます。Final Cut Pro Xの場合無料トライアルが90日。Adobe製品が2週間だったかな?しかしDaVinci Resolveは一生無料です。
ここがかなりのポイントです。無料で映像を学ぶことができるほか、副業としても稼ぐことができます。
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