こんにちわ。なおブログ(@sunsetcruzu1)です。歌の勉強をはじめると、一番はじめにひっかかる課題が「ファルセット」と呼ばれる裏声です。僕も音楽の専門学校に通っていたとき裏声につまずきました。
歌を歌うときに「キレイな裏声」を出すことで、カッコイイ歌に仕上がることは事実ですし、テクニックとして身に付けておかない理由はありません。
ファルセット(裏声)ってどうやったらうまくなるの?
ファルセットを練習するときのオススメの曲ってある?
これから歌がうまくなりたい人や、どうしたらファルセットの練習に効果的か知りたいですよね…。僕も裏声をキレイに出すことができなかったころは悩みました。ライブ配信などで歌を披露する人は早く身に付けたい技術ですね。
この記事の信頼性
音楽の専門学校でPopsの声楽を学ぶ(3つの学校)
プロの歌手を目指して活動していた(2016年から2018年ライブ活動)
これから歌手になりたい人や、ライブ配信をしていきたい人に参考になれば幸いです。それではさっそく行ってみましょう!
カラオケで歌手のように上手く裏声に切り替えられない!
裏声(ファルセット)上手に出す方法は練習することが挙げられますね。カラオケボックスなどで「ヒトカラ」などで練習している人もたくさんいますね。
しかし「コツ」をつかむまでは時間がかかります。ときには、一生できない人もいます…。悲
ヒトカラで練習するときに意識すること
・首の力が入っていないか動画を撮影する
・喉ぼとけが上がっていないかを確認する
一人カラオケでファルセットを練習するさいにやることは2つです。大きな声で気持ちよくうたいことは裏声を出す練習では無意味になります。
首の力が入ってしまうと、「心地いい歌」を聞かせることはできません。まずは首や喉ぼとけの力が抜けていることを確認し、裏声を出せるフォームを作ることが大切です。
声の悩み!喉を締め付けるやり方はNG
声の悩みについて多いのが「喉を締め付けている」ことが理由にあげられます。喉を締め付けることによって相手から「いい声」と言われることが少なくなります。
声は脱力を意識すること
・声の空間を意識することで「いい声」を出せる
声は「振動」によって相手に伝わります。
力が抜けたいい声の芸能人
・竹野内豊
・ケンドーコバヤシ
力の抜けた声は「落ち着き」や「安定感」にもつながります。歌を歌うときも同じように、喉や肩に力が入ってしまう場合は聴きごこちが悪くなってしまいます。
歌を歌うさいは「力を抜いて」歌うことを意識しましょう!
ファルセットを上手にするために意識する体のパーツ!共鳴が大切
裏声をだすさいには意識する体のパーツがあります。
・鼻腔(鼻腔共鳴)
・口腔(口腔共鳴)
・胸腔(胸の共鳴)
ファルセットを出すときに中心になる体のパーツが鼻腔と口腔です。特に鼻腔の切り替えが大切になります。
裏声(声区の切替)
・胸から(地声)から鼻(鼻腔)に移動する」練習をする
ボイストレーナーのしらすたさんはTVやYouTubeでも人気が高くスキルも高いので「音を聴きながら」勉強できます↓
早くファルセットを出したいときには、オンラインでのボイトレに通うことをオススメしまう。歌唱の悪い部分を指摘してくれるので効率的に歌がうまくなります。
独学で練習する場合は、自分の声を録音し分析する時間を作りましょう。
裏声(ファルセット)には大きく分けて3種類ある
裏声とはその名の通り声を裏返す事です。ちなみにオペラ歌手なんか勉強された人は裏声にも細かく種類分けされており裏声の種類にも7種類に分類されるみたいですが、今回はpops歌唱を前提にします。pops歌唱についての定義は3種類
- ファルセット
- ミックスボイス
- ヘッドボイス
になります。ここでは初心者から中級者までですのでファルセットに重点を起きます。
ここでのファルセットは息漏れまじりの裏声と言う解釈をします。
ファルセットと裏声は息を漏らすこと
ファルセットを出すときは息もれをイメージする
息漏れとはその名の通り息が混じった声になります。イメージとしては身体と首周りの力を抜き息を漏らします。 肩が凝った時に肩を揉んでもらって出る吐息のような声を息が混じった声になります。
真冬の温泉に浸かる瞬間などよく映画でため息とは違うニュアンスの声を発するシーンなど見かけた事はありませんか?
あれに近いイメージだと思ってください。
鼻腔に意識することでかんたんに裏声になる!
ファルセットで大切な事は地声のみでは100%だせないと言う事になります。声の低い人は胸の響きで声を発します。男性特有の低い声ですね。その状態の場合心臓の上あたりが強く振動しています。実際に手をあてて見てください。
実感が得られると思います。
そして次のステップですが上記の胸ね響きは使いません。
鼻腔共鳴は鼻に神経を集中しながらファルセットを練習してみる
鼻腔とは鼻にある空間を使います。口腔よりも高い位置で声を鳴らしてください。
声を出す!よりも
声を鳴らす!イメージ
にしてください。
そして好きなアーティストの曲で練習しながら試してみてくださいね。少しずつ感覚がわかってくると思います。力を抜き鼻で歌うイメージです。
ここで力が入ってしまうと喉がしまってしまうので注意しましょう。
ファルセットには喉締め歌唱はしてはいけない
習いたてやバンドをはじめたばかりに目立つのが喉締め歌唱です。具体的には高音になるにつれて喉に筋肉を入れます。この際に喉が締まり高音がでます。これは聴き手にとって苦しんでいる歌声に聞こえます。
プロが3時間もLiveで歌えるのはこの喉締めをしていないからです。筋肉を締め付けてないからです。逆に素人はカラオケで疲れ切ってしまう理由がこれに当たります。
まとめ
最短で身に付けたいならまず情報収集!
ファルセット(裏声)を早く覚える近道は自分の耳を養うこと
何が的確で何が間違っているかの情報の選別からします。そして上達の近道は自分の歌を毎回必ずチェックする事。闇雲に歌いっぱなしの練習方法は効果半減です。
毎回必ず録音して改善点を見つけらるようにしましょう。自分の欠点がわからない場合は自分の耳が肥えていない為に、良し悪しの判断が悪い可能性があります。出来れば他人の歌を聞いたりLiveの音源を生でじぶんの耳で聞いて耳を養いその違いを探してみてください。
禁断のボイストレーニングでは「高い声を出したい」裏声など声区の切り替えが上手くいかないなどの練習方法など細かく記載されているので、ぜひ参考にしてみてください。
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