医療従事者の「転職」する回数はその他の職種とちがって、転職回数が多いと感じている人も多いのはないでしょうか?コロナ禍の「就労」によって仕事がキツイと感じる人も多くいますが、それは昨今だけの話ではありません。
看護師や医療事務員の仕事は、労働環境も悪い部分があります。クリニックでは人間関係に対するデメリットを感じやすく、病院では24時間の就労など肉体的、精神的な疲労を感じる時間が多いのが現状です。
今回は「医療従事者」の転職の流動性について記事にしていきたいと思います。
看護師の転職が多い理由は「年収」の高さ
看護師の「年収」は平均年収の400万円に比べると、比較的に高い水準にあります。これは男性と比較しても高く、退職しても仕事先が見つかりやすい傾向にあります。
看護師の転職が多い理由
- 次の転職先がたくさんある
- 国家資格を保有している
- 給与を上げても欲しがるクリニックが多数ある
これらのように看護師や准看護師、医療事務などは「食いっぱぐれない」職種といえます。後期高齢者社会では、医療従事者の対する「人手」が少なくなっているのが現状です。
医療従事者のデメリット
医療従事者のデメリットは「人間関係」や「労働環境」にあります。医師や担当医からのパワハラ。クリニックなどの少数精鋭では、職場環境が整っていない場合も多く、ストレスを感じる医師や看護師もいるため、逼迫した医療従事者は、精神的に苦労してしまいます。
2019年の離職率を見ていきましょう。
2019 年度の正規雇用看護職員離職率(注 1)は 11.5%で、前年度比 0.8 ポイント増。 2019 年度の新卒採用者の離職率(注 2)は 8.6%で、前年度比 0.8 ポイント増。
日本看護協会
正規雇用の看護師 | 新卒採用者 | 既卒採用者 | |
---|---|---|---|
2019年度 | 11.5% | 8.6% | 16.4% |
2018年度 | 10.7% | 7.8% | 17.7% |
2017年度 | 10.9% | 7.5% | — |
2016年度 | 10.9% | 7.6% | — |
2015年度 | 10.9% | 7.8% | — |
2019年度では11%の正規雇用の看護師が離職をしています。このように看護師や准看護師の仕事に対するストレス値が高いのかもしれません。
クリニック選びは「経営者選び」。経営者で全てが変わる
離職する人が多い「看護師」の多くは、疲労や精神的なストレスが過多になり退職しますが、これは企業の経営者と同じようなことが考えられます。中小企業の経営者はに「ブラック企業」が多いのは利益率をあげるために残業費未払いを行うケースが少なくありません。
ブラック企業あるある
- 残業代がない
- 着替えは時間外労働
- 掃除は休憩中にやる
- 時間外のLINE返信
- チャイムアンドゴー(就業時間になったらすぐ帰省)ができない
などクリニックや病院では、適用されないケースがほとんどです。そのため医療従事者へのプライベートな時間をも削ってしまうことがあります。
働き方や雇用制度、ホワイトな求人を見つけるなら転職サイトではだめ
看護師の転職や医療関係の転職をする場合は、やみくもに求人を探すのはやめましょう。面接や給与でけでは就労環境まで知るとはできないため、働き方や雇用制度をしっかり理解しているエージェントに確認しましょう。
転職サイトでは、一般の企業がほとんどなため「看護師」の働き方については無知な場合が多く、認知されていないのが現状です。
求人で大切にすること
- 看護師の世界を知っている人
- 医療事務で働いたことがある人
- 院長のことを知っている人
これらのように上記の求人を探す場合は、「看護師専用」の転職サイトで探すことをお勧めします。医療従事者だけに特化されており、医師や職場の環境をエージェントから詳しく知ることができます。
医療従事者とは違う仕事をしたい人は、在宅でできる資格を取得する
医療従事者に「2度となりたくない!!」と感じている人も少なくないのではないでしょうか?自身も過去に美容師を経験しましたが、「2度としない」と心に決めました。
医療従事者のデメリットは「在宅勤務」ができないことになります。対人ビジネスなため「患者」様とのコミュニケーションに疲れてしまう医療従事者もいます。人間関係での悩みは、どんな仕事でもついてきますが在宅ワークではかなり改善するため、コミュニケーションに自信がなくなったり、精神疾患がある人にはお勧めです。
まとめ
医療従事者でも、院長や医師、上司よってパワハラやセクハラは少なくありません。そんな時はすぐに転職活動して自分の人生の「逃げ道」を作って、自由にいきましょう。令和では労働法がかなり緩和されており、労働者に優しい環境もたくさんあります。パワハラやモラハラで悩んでいる人はチェックしてみてくださいね。
これかや退職や転職を考えている人はぜひ参考にしてみてください。ご愛読ありがとうございました。パワハラを受けたらどうする?労働組合?労働基準監督署?どっちに連絡する方がお得か体験記
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