押上・錦糸町(墨田区)は投資に買い?スカイツリーと再開発で変わる街の将来性・資産価値を2026年データで検証

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「押上や錦糸町のマンションって、投資先としてどうなんだろう?」——スカイツリーができてから街の雰囲気がガラッと変わったこのエリアを、そんなふうに気にされている方はおおいと思います。都心へのアクセスがよく、再開発も進んでいて、それでいて価格は都心の一等地よりも手が届きやすい。だからこそ「いま買っておくべきか、それとも様子を見るべきか」で迷ってしまいますよね。

この記事では、押上・錦糸町(墨田区)を投資物件として見たときの将来性と資産価値を、人口や再開発、価格データをもとにやさしく整理していきます。むずかしい専門用語はできるだけかみくだいて、初心者の方でも判断の材料にしていただける内容にしました。最後まで読んでいただくと、このエリアが「自分の投資スタイルに合うかどうか」が見えてくるはずです。

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この記事でわかること

  • 押上・錦糸町(墨田区)の人口・単身世帯の推移と、賃貸需要のいま
  • スカイツリータウンや錦糸町再開発が街の資産価値にあたえる影響
  • エリア別のマンション相場と、実際の利回りの目安
  • 金利・人口・再開発という、相場を左右する3つのファクター
  • 今後の価格シナリオと、購入前に確認しておきたいチェックポイント

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墨田区の人口・単身世帯数の推移

投資物件を考えるとき、いちばん大事なのは「その街に人が住みつづけてくれるか」です。空室が続けば家賃収入は入りませんから、人口や世帯数の動きは賃貸需要そのものを映す鏡になります。まずは墨田区全体の人口を見てみましょう。

墨田区の総人口おもな傾向
2010年ごろ約25万人スカイツリー開業前
2020年約27.2万人再開発でファミリー・単身とも増加
2024年4月285,784人23区で15番目の人口規模
出典:墨田区「墨田区人口ビジョン(令和7年3月)」

全国では人口減少が進んでいますが、墨田区はゆるやかに人口が増えつづけているめずらしいエリアです。スカイツリーの開業(2012年)をきっかけに街のイメージがよくなり、新しいマンションや商業施設が増えたことで、住みたい人がふえた流れがあります。

投資の観点でとくに注目したいのが、単身世帯の多さです。墨田区の単身世帯数は約75,960世帯(2020年国勢調査ベース)にのぼります。出典:総務省「令和2年国勢調査」/東京都の統計

世帯タイプおおよその数(墨田区)投資物件との相性
単身世帯約75,960世帯ワンルーム・1Kの需要が厚い
夫婦のみ・DINKS増加傾向1LDKの需要につながる
ファミリー世帯再開発エリアで増加2LDK以上・分譲向き
出典:墨田区・東京都の統計をもとに作成

単身世帯が多いということは、ワンルームや1Kの賃貸需要がしっかりあるということです。都心へ通勤する社会人や学生にとって、押上・錦糸町は「都心に近いのに家賃が抑えられる」魅力的な立地。この需要の厚みが、投資物件としての安心感につながります。

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都市開発・エリア特性——スカイツリーと再開発

押上・錦糸町エリアの資産価値を語るうえで、はずせないのが再開発の勢いです。ここ10年あまりで街の顔が大きく変わり、これからも変化がつづきます。順番に見ていきましょう。

押上——スカイツリータウンを核にした再開発

押上は、東京スカイツリータウン(2012年開業)を中心に、商業・観光・住宅が一体となって発展してきました。都営浅草線・京成押上線・東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーラインの4路線が使える交通の要所で、都心はもちろん、羽田・成田の両空港へのアクセスもよいのが強みです。さらに駅北口や高架下でも再開発の計画が動いており、街の利便性は今後も高まる見込みです。

錦糸町——南口・北口の再開発と商業の充実

錦糸町は、JR総武線と東京メトロ半蔵門線が使え、東京駅・大手町まで乗り換えなしで10分前後という好立地です。オリナスやアルカキットといった大型商業施設が集まり、生活の利便性はエリア随一。南口・北口ともに再開発の計画が進んでおり、オフィスや住宅の需要をさらに押し上げると期待されています。

2024(令和6)年4月1日現在の区の人口は 285,784 人で、東京23区の中では15番目の人口規模です。国全体では人口減少が進んでいますが、墨田区では増加の傾向が見られます。

出典:墨田区「墨田区人口ビジョン(令和7年3月)」 https://www.city.sumida.lg.jp/

エリアごとの色あい

エリアおもな路線雰囲気投資の向き
押上浅草線・半蔵門線ほか4路線観光・商業+下町の落ち着き単身〜DINKS向け
錦糸町総武線・半蔵門線繁華街+大型商業単身の賃貸需要が厚い
曳舟・向島東武線・京成線下町の住宅街手ごろな価格で利回り重視
出典:各エリアの路線・特性をもとに作成

おなじ墨田区でも、駅によって性格がずいぶん違います。資産性を重視するなら押上・錦糸町、利回りを取りにいくなら曳舟・向島、といったすみ分けができると、物件選びがぐっとしやすくなります。

💡 近くの湾岸エリアのタワマン事情も知りたい方へ:→ 豊洲・有明のタワマン購入前に知るべきこと

エリア別マンション相場一覧(ワンルーム・1LDK)

ここからは、実際の価格感を見ていきましょう。押上・錦糸町の投資用マンションは、区分(ひと部屋単位)で表面利回りおおむね3〜5%台が中心です。都心に近いぶん利回りは控えめですが、そのぶん値くずれしにくく資産性が高いのが特徴です。出典:不動産投資ポータル各社の掲載物件(2026年時点の目安)

ワンルーム〜1LDK 価格の目安表面利回りの目安東京駅まで
押上2,500万〜4,000万円3.5〜4.5%約15分
錦糸町2,800万〜6,400万円3.0〜5.0%約10分
曳舟・向島1,400万〜3,000万円4.5〜5.5%約20分
出典:ホームズ・楽待・アットホーム等の掲載物件をもとに作成(2026年時点の目安)

表を見るとわかるとおり、都心に近い駅ほど価格が高く、利回りは下がる関係になっています。錦糸町の物件で価格の幅がおおきいのは、駅前のタワーマンションから築古の区分まで、はば広い選択肢があるためです。「資産を守りたいのか」「収益を伸ばしたいのか」で、選ぶ駅とタイプが変わってきます。

💡 池袋・豊島区の相場と比べてみたい方へ:→ 池袋・豊島区のマンション相場ワンルーム投資の狙い目

相場に影響する3つのファクター

押上・錦糸町の相場が今後どう動くかは、大きく3つの要素で決まります。ひとつずつ見ていきましょう。

①金利動向

不動産投資はローンを使うことがおおいため、金利の変化は返済額に直結します。ためしに3,000万円を35年ローンで借りた場合の、金利による返済額の違いを見てみましょう。

金利(年)毎月の返済額総返済額金利0.5%との差
0.5%約77,875円約3,271万円
1.0%約84,685円約3,557万円+約286万円
1.5%約91,855円約3,858万円+約587万円
出典:借入3,000万円・35年・元利均等で試算(概算)

金利が1%あがるだけで、総返済額は数百万円ちがうことがわかります。低金利のうちに動くか、金利が落ち着くのを待つか——ここは投資判断の分かれ目になります。

②人口・単身世帯の需要

さきほど見たとおり、墨田区は人口も単身世帯も底堅いエリアです。とくに押上・錦糸町は都心アクセスがよく、単身者やDINKSに選ばれやすい。空室リスクを抑えたい投資家にとって、これは大きな安心材料になります。

③再開発・都市計画

スカイツリータウンや錦糸町の再開発は、街の魅力と資産価値をおし上げる原動力です。商業施設や交通の利便性が高まるほど、住みたい人がふえ、家賃や物件価格の下支えになります。再開発の進むエリアを選ぶことは、将来性への投資でもあります。

今後の価格シナリオ

ここまでの材料をもとに、押上・錦糸町の今後を3つのシナリオで整理してみます。もちろん未来は誰にもわかりませんが、幅を持って考えておくことで、いざというときにあわてずにすみます。

シナリオおもな前提相場イメージ投資家の動き
強気再開発が順調・低金利つづくゆるやかに上昇早めに好立地を確保
中立金利は小幅上昇・需要は横ばいおおむね横ばい利回りと立地を吟味
弱気金利上昇・景気減速一部で調整資産性の高い物件に絞る
出典:金利・人口・再開発の動向をもとに作成したシナリオ(予測を保証するものではありません)

いずれのシナリオでも共通して言えるのは、立地のよい物件ほど値くずれしにくいということです。押上・錦糸町のような再開発エリアの駅近物件は、弱気シナリオでも比較的ねばり強い傾向があります。

💡 金利や下落リスクをもっと深く知りたい方へ:→ 浦安のマンションは下落する?液状化・人口・金利から読み解く

タワマン vs 一般マンション(押上・錦糸町の投資)

錦糸町にはオリナス周辺などにタワーマンションもあり、「タワマンと一般マンション、どちらが投資に向いているの?」と迷う方もおおいはずです。それぞれの特徴を比べてみましょう。

比較項目タワーマンション一般マンション
価格高め手が届きやすい
利回り低めになりやすいやや高め
資産性・ブランド高い立地しだい
管理費・修繕積立金高くなりやすい比較的おさえやすい
賃貸のつけやすさ設備・眺望で強い家賃を抑えれば安定
出典:一般的なタワマン・区分マンションの特性をもとに作成

タワマンは資産性やブランド力が魅力ですが、管理費・修繕積立金が高くなりやすい点に注意が必要です。手残り(実質の利益)で見ると、一般マンションのほうが効率がよいケースもあります。ご自身の目的にあわせて選びましょう。

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購入前チェックリスト

押上・錦糸町で投資物件を検討するとき、最低限おさえておきたいポイントをまとめました。ひとつずつ確認していきましょう。

  • 駅からの距離:徒歩10分以内が理想。賃貸のつけやすさに直結します
  • 利回りと価格のバランス:表面利回りだけでなく、管理費・修繕費をひいた実質利回りで判断
  • 築年数と管理状態:修繕積立金がきちんと積まれているかを確認
  • 再開発の計画:近くの再開発が資産価値にプラスかどうか
  • 賃貸需要:単身向けかファミリー向けか、エリアの需要と間取りが合っているか
  • 出口戦略:将来売るときに買い手がつきやすい立地か

とくに大切なのは、「実質利回り」で考えることです。表面利回りが高く見えても、管理費や修繕積立金、税金をひくと手残りが少ない、というケースはよくあります。数字は必ず自分で計算して確認しましょう。

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押上・錦糸町の家賃相場と賃貸のつけやすさ

投資物件の収益をささえるのは、なんといっても家賃です。押上・錦糸町エリアは、都心へのアクセスがよいわりに家賃がおさえられているため、単身者やDINKSからの人気が高いのが特徴です。ここでは間取りごとの家賃相場の目安を見ていきましょう。

間取り家賃相場の目安(月額)おもな入居者層
ワンルーム・1K8万〜11万円社会人・学生の単身者
1LDK13万〜18万円DINKS・在宅ワーカー
2LDK以上18万〜25万円ファミリー
出典:賃貸ポータル各社の掲載相場をもとに作成(2026年時点の目安)

とくにワンルーム・1Kは入居者のはば広さから、空室が出てもつぎの入居者が決まりやすい傾向があります。押上・錦糸町のように賃貸需要が厚いエリアでは、この「決まりやすさ」が投資の安心感につながります。いっぽうで、家賃を欲ばって高く設定しすぎると空室が長びくこともあるので、相場に合った家賃づけを心がけましょう。

💡 恵比寿エリアのワンルーム投資と比べたい方へ:→ 恵比寿の1K・1LDKマンション投資の狙い目

よくある質問(押上・錦糸町の投資)

Q. 墨田区(押上・錦糸町)の地価は上がっている?

再開発とスカイツリーの効果で、墨田区の地価はゆるやかな上昇傾向がつづいてきました。とくに駅近エリアは底堅く、街の利便性が高まるほど資産価値の下支えになります。ただし金利や景気の影響も受けるので、「必ず上がる」と決めつけないことが大切です。

Q. 投資用マンションは儲かるの?

家賃収入から管理費・修繕積立金・税金・ローン返済をひいた「手残り」がプラスになって、はじめて儲けと言えます。押上・錦糸町は利回りが控えめなぶん、短期で大きく稼ぐより、長い目で資産を育てるスタイルに向いています。表面利回りだけで判断しないようにしましょう。

Q. ワンルーム投資はやめたほうがいい?

「ワンルーム投資はやばい」と言われることもありますが、その多くは相場より高く買ってしまったケースや、需要の弱いエリアを選んでしまったケースです。押上・錦糸町のように賃貸需要が厚く、価格と利回りのバランスを見て買えば、リスクはおさえやすくなります。大切なのは「立地」と「数字」を冷静に見ることです。

まとめ——押上・錦糸町は投資に買い?

ここまで見てきたとおり、押上・錦糸町(墨田区)は人口も単身世帯も底堅く、再開発による将来性も期待できるエリアでした。利回りは都心に近いぶん控えめですが、そのぶん値くずれしにくく、資産性を重視する投資に向いています。

まとめると、「安定した賃貸需要」と「街の伸びしろ」の両方を取りにいきたい方には、前向きに検討する価値のあるエリアだと言えます。いっぽうで、高い利回りをとにかく優先したい方には、やや物足りなく感じるかもしれません。大切なのは、ご自身の投資スタイルと目的にあっているかどうかです。

この記事が、あなたのエリア選びの参考になればうれしいです。あせらず、じっくりと、納得のいく1件に出会えることを願っています。

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