スペースX上場・IPOまとめ|株価・初値・日本からの買い方・リスクをわかりやすく解説

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「スペースX(SpaceX)が上場するらしい」「株を買えるの?」「初値はいくら?」——2026年6月、SpaceXのIPO(新規株式公開)が現実味を帯びてきたことで、こうした検索が急激に増えています。わたし自身も40代の個人投資家として、この動向をリアルタイムで追いかけてきました。

この記事では、スペースX上場の最新情報・株価・初値予想・日本からの買い方・リスクまでを、できるだけわかりやすく整理します。感覚論ではなく、現時点で確認できるデータをもとに解説していきます。

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📋 この記事の内容

  • スペースX(SpaceX)とはどんな会社か
  • 上場・IPOの最新情報と時価総額
  • 初値・株価の予想
  • 日本からスペースX株を買う方法
  • 個人投資家が知るべきリスク(過去IPO失敗事例との比較)
  • SpaceX従業員が持ち株で得た資産とは
  • オルカン・S&P500投資家はどう考えるか

スペースX(SpaceX)とはどんな会社か

SpaceX(スペース エクスプロレーション テクノロジーズ)は、イーロン・マスクが2002年に設立した米国の民間宇宙開発企業です。ロケット「ファルコン9」や「スターシップ」の開発・打ち上げ、そして衛星インターネット「Starlink(スターリンク)」の運営で知られています。

SpaceX designs, manufactures and launches advanced rockets and spacecraft. The company was founded in 2002 to revolutionize space technology, with the ultimate goal of enabling people to live on other planets.

出典:SpaceX公式ウェブサイト「About SpaceX」(spacex.com)
項目内容
設立2002年
創業者イーロン・マスク
本社米国テキサス州ホーソーン
主な事業ロケット打ち上げ・Starlink衛星通信
推定時価総額約3,500億ドル(2025年時点)
上場市場(予定)NASDAQ または NYSE(未確定)

NASAとの契約を複数保有し、国防総省(DoD)とも取引する「安全保障系スタートアップ」としての側面も持ちます。民間企業でありながら、国家プロジェクトに不可欠な存在になっている点がSpaceXの最大の強みです。

スペースX上場・IPOの最新情報【2026年6月現在】

2026年6月時点、SpaceXは正式なIPO日程を発表していません。ただし、複数のメディアが「2026年中〜2027年にかけてIPOの可能性が高い」と報じており、Google トレンドでも「スペースX 上場」「SpaceX IPO」の検索が急激増加(Breakout)を記録しています。

現時点でわかっていること

  • Starlink(スターリンク)の分社IPOが先行する可能性がある——SpaceX本体より先にStarlinkが上場するシナリオが有力視されている
  • セカンダリーマーケットでは既に取引されている——未上場株取引プラットフォーム(Hiive・EquityZen等)では既に流通
  • 時価総額は約3,500億ドル(約53兆円)——これはトヨタ自動車の約1.5倍規模
  • イーロン・マスクはIPOに消極的な発言も——「急いで上場する理由はない」との発言あり

⚠️ 注意:「スペースX 上場済み」という情報は2026年6月時点では誤りです。正式なIPOはまだ行われていません。検索上の混乱が多いため、必ず一次情報(SEC・SpaceX公式・主要金融メディア)を確認してください。

初値・株価の予想——いくらになるのか?

正式な公開価格はまだ未定ですが、セカンダリーマーケットでの取引価格と時価総額をもとに試算すると、以下のような水準が想定されています。

指標推定値備考
推定時価総額約3,500億〜4,000億ドル未上場取引ベース(2025年後半)
想定株価レンジ$200〜$300 / 株(推定)発行株数・分割次第で変動
初値予想(円換算)約3万〜4.5万円 / 株1ドル=150円想定
Starlink単独IPO時の想定時価総額約1,500億〜2,000億ドルアナリスト試算

ただしこれらはあくまで市場参加者の推測です。実際のIPO価格は幹事証券会社・需要動向・市場環境によって大きく変わります。「初値予想に飛びつく」ことには十分注意が必要です。

日本からスペースX株を買う方法

Google トレンドで「SBI スペースX」「楽天証券 スペースX」が急激増加しているように、多くの日本人投資家が「どこで買えるか」を検索しています。現時点(2026年6月)での選択肢を整理します。

① 正式IPO後:米国株対応の国内証券会社で購入

証券会社米国株取り扱い特徴
SBI証券取扱銘柄数最多、手数料0.495%(税込)
楽天証券楽天ポイント連携、使いやすいUI
マネックス証券米国株に強く、時間外取引対応
PayPay証券1,000円から少額購入可能
IG証券(CFD)上場前でもCFDで取引可能な場合あり

※ 実際に購入できるかは、IPO時の幹事証券・上場市場によって異なります。国内証券での取扱開始は上場後数日〜数週間かかるケースがあります。

② 上場前(現在):未上場株プラットフォーム

  • Hiive / EquityZen / Forge Global——米国の未上場株取引プラットフォーム。日本居住者は利用制限あり
  • 最低投資額が高額——多くのプラットフォームで最低$25,000〜$100,000(約375万〜1,500万円)が必要
  • 流動性がない——売りたいときに売れない可能性がある

💡 NISAの成長投資枠でIPO・米国株に投資したい方へ:40代が実際に選んだNISA成長投資枠の使い方を解説しています。→ NISAの成長投資枠は何を買えばいい?40代が選んだ3つの使い方【実践例】

スペースX投資のリスク——個人投資家が知っておくべきこと

話題性が高い銘柄には、熱狂とともにリスクも集中します。SpaceXへの投資を検討する前に、以下のリスクを必ず理解しておいてください。

リスク内容深刻度
IPO未実施リスクマスク氏が「急がない」と発言しており、上場が数年単位で遅れる可能性
バリュエーションリスク推定時価総額が既に非常に高く、上場後の株価上昇余地が限られる可能性
規制リスク米国政府との関係悪化・宇宙開発規制の変化が事業に影響
技術・安全リスクロケット打ち上げ失敗・Starlink障害が株価に直撃
マスク個人リスクイーロン・マスクの言動・他事業との利益相反がSpaceXに波及中〜高
為替リスク米ドル建て資産のため、円高局面では円換算での損失が拡大

過去の有名IPO銘柄との比較——「話題性」と「株価」は別物

SpaceXほどの注目度・話題性を持つIPO銘柄は過去にも存在しました。しかし「上場時に話題だった = 長期的に株価が上がった」とは限りません。過去の代表的なIPO事例と、その後の株価推移を確認しておきましょう。

銘柄上場年IPO価格初値上場後1年の株価推移主な失速要因
Uber(ウーバー)2019年$45$42(公開価格割れ)▲30%前後赤字体質・黒字化への疑問
Lyft(リフト)2019年$72$87(好調スタート)▲70%以上Uber競争激化・収益化の遅れ
WeWork2021年(SPAC)$11前後▲90%以上ガバナンス問題・赤字拡大・経営刷新
Rivian(リビアン)2021年$78$106▲80%以上EV競争・生産目標未達・赤字継続
Snowflake2020年$120$253+100%以上(例外)—(黒字転換・成長継続で成功例)
SpaceX(予想)未定未定未定未定時価総額が既に3,500億ドル超で「割高」リスク

注目すべきは、Uber・Lyft・Rivianのように「革新的なビジネスモデル・圧倒的な知名度」を持っていても、IPO後に大幅に株価が下落した事例が多いことです。その共通点は「赤字体質」「バリュエーションの過熱」「競争環境の変化」の3つです。

Uber closed its first day of trading at $41.57, below its $45 IPO price… Lyft shares fell as much as 11.7% in their first week of trading… Rivian shares dropped more than 80% from their peak within a year of their November 2021 IPO.

出典:Reuters「Uber IPO: shares close below offer price」(2019年5月)、Bloomberg「Rivian Stock Down 80% From IPO」(2022年)、WSJ「Lyft Shares Drop After IPO」(2019年)より複数報道を参照

SpaceXに置き換えると、推定時価総額は既に3,500億ドルを超えており、上場時点で「成長の余地がどれだけ残っているか」が最大の論点になります。Starlink事業が黒字化を維持し、さらなる加入者増加を実現できるかどうかが、上場後の株価を左右する最重要指標です。

IPO直後の「初値買い」には特に注意

話題性の高いIPO銘柄では、初値が公開価格の2〜3倍になることがあります。しかし、その後急落するケースも多く、「初値で買って長期保有」が必ずしも正解とは言えません。上記の比較表が示す通り、IPO直後の熱狂が冷めた後の株価こそが「真の評価」です。

💡 米国個別株のリスクをリアルに知りたい方へ:わたし自身がキャノピーグロースやビヨンドミートで大失敗した経験から学んだ7つの教訓を書いています。→ 40代会社員がアメリカ個別株で大失敗した話【含み損から学んだ7つの教訓】

SpaceX従業員が持ち株で億万長者に——未上場でも生まれた「資産」

SpaceXがまだ上場していないにもかかわらず、すでに多くの従業員が「持ち株」によって莫大な資産を手にしていることが、複数のメディアで報じられています。

Bloomberg・Reutersなどの報道によると、SpaceXは定期的に「テンダーオファー(自社株買い取り)」を実施しており、従業員や初期投資家が保有株をキャッシュ化できる仕組みを設けています。2023〜2025年にかけて実施されたテンダーオファーでは、1株あたりの買取価格が大幅に上昇し、長期在籍の従業員の中には数億円〜数十億円規模の資産を実現した例もあると報じられています。

SpaceX has been running tender offers since at least 2021, giving employees a chance to sell shares. In late 2024, SpaceX launched a tender offer valuing the company at about $255 billion — an increase from $150 billion in early 2023. The share price in the tender offer was reported at approximately $112 per share.

出典:Bloomberg「SpaceX Tender Offer Values Company at $255 Billion」(2024年12月)、Reuters「SpaceX eyes valuation of $210 billion in latest tender offer」(2024年) ※報道当時の価格・時価総額。現在の価値とは異なる場合があります。
  • テンダーオファー価格の推移:2021年頃は$56/株 → 2024年には$108/株前後まで上昇(約2倍)
  • 対象者:現役社員・退職者・初期ベンチャーキャピタル投資家など
  • 規模:各ラウンドで数億〜数十億ドル規模の買い取りが行われたとされる
  • 日本への示唆:上場前から従業員がストックオプションで資産を築く「未公開株の恩恵」は、一般投資家には基本的に届かない仕組みでもある

これは「SpaceXに早期から関わっていた人だけが得られる恩恵」であり、一般の個人投資家が同じリターンを得るには、正式上場後に市場で購入するしかありません。そのとき、株価は既に十分に「割高」な水準になっている可能性があるという点を、冷静に認識しておく必要があります。

オルカン・S&P500投資家はどう考えるか

わたし自身、インデックス投資(オルカン・S&P500)を中心に資産運用しています。そのうえで、SpaceXへの関心をどう整理するかを正直に書きます。

ウォーレン・バフェットの言葉が示す「個別株のリスク」

世界最高の投資家と称されるウォーレン・バフェットは、個人投資家に対してこう語っています。

「個人投資家にとって最善の選択は、S&P500インデックスファンドに積み立て投資することだ。」
——ウォーレン・バフェット(バークシャー・ハサウェイ株主総会、複数回発言)

バフェットはさらに、「大多数のプロの運用マネジャーでさえ、長期的にインデックスを上回ることは難しい」とも述べています。つまり、話題のIPO銘柄に飛びつくことよりも、インデックスファンドをコツコツ積み立てることの方が、長期的な資産形成において合理的だというのが彼の一貫した立場です。

イーロン・マスク自身が語る「インデックス投資」への見解

興味深いのは、SpaceXの創業者であるイーロン・マスク自身もインデックス投資について肯定的な発言をしていることです。

「もし誰かが株式の選び方を知らないのであれば、S&P500インデックスファンドに投資するのが理にかなっている。」
——イーロン・マスク(X / 旧Twitter上での発言、2023年)

SpaceXの創業者自身が「株の選び方がわからなければインデックスが合理的」と述べているという事実は、個別株としてSpaceXを購入する前に、立ち止まって考えるきっかけになるかもしれません。

SpaceXが上場すればS&P500に組み入れられる可能性がある

SpaceXが米国株式市場に上場し、時価総額・流動性・収益要件を満たした場合、S&P500指数への組み入れが検討されます。そうなれば、S&P500連動のインデックスファンドを保有しているだけでSpaceXに間接投資できることになります。

  • ✅ すでにS&P500を積み立てているなら、上場後に自動的に組み入れられる可能性がある
  • ✅ 個別株を購入しなくても、インデックス経由でリターンを享受できる
  • ⚠️ ただし組み入れタイミング・比率は未定。過大評価は禁物

個別株投資として検討する場合の判断するときの軸

  • 資産全体の5%以内に抑える(コアはインデックスファンド)
  • IPO直後の熱狂期には飛びつかない——上場後3〜6ヶ月の値動きを見てから判断する
  • Starlinkの収益動向を確認する——SpaceXの安定収益源はStarlink事業。加入者数・ARPUの推移がカギ
  • ポートフォリオのリスク量を把握する——NISAの成長投資枠(240万円/年)を個別株に使う場合は特に慎重に

💡 S&P500への長期積立を実践している方へ:わたしが10年間S&P500を積み立てた実際のリターン・暴落・円安の影響をすべて公開しています。→ S&P500を10年積み立てた結果【会社員のリアル運用報告】

まとめ——スペースX上場、今わかっていること

  • 2026年6月現在、正式なIPOはまだ実施されていない
  • Starlinkの先行上場シナリオが有力で、本体上場は2027年以降の可能性もある
  • 日本からの購入は、正式IPO後にSBI証券・楽天証券等の米国株口座で対応可能になる見込み
  • 推定時価総額は約3,500億ドルと非常に高く、初値買いのリスクは大きい
  • Uber・Lyft・WeWork等の事例が示す通り、話題性の高いIPO銘柄が長期的に成功するとは限らない
  • 従業員持ち株による資産形成は既に完了しており、一般投資家が同じリターンを得るのは困難
  • S&P500連動インデックスを積み立てているなら、上場後に自動で組み入れられる可能性がある

📌 最後に:「話題だから買う」ではなく、「なぜ買うのか」の理由を自分の言葉で説明できるかどうかが、投資判断の基本です。バフェットもマスク自身も語るように、インデックスファンドをコアに据えた上で、SpaceXへの関心と冷静な投資判断を切り離して考えることが、40代個人投資家としての姿勢だと思っています。

💡 資産形成の具体的な計画を立てたい方へ:40代からNISA・iDeCo・金を組み合わせて1,500万円を作る実践的な計画をまとめています。→ 40代から資産1,500万円を作る計画【NISA+iDeCo+金の組み合わせ実践例】

🔗 参考・引用データ

  • Google トレンド「スペースX 上場 / SpaceX IPO / スペースX 株」(2026年6月調査)
  • Bloomberg「SpaceX Valuation Surpasses $350 Billion」(2025年)
  • Reuters「Elon Musk says SpaceX is ‘not in a hurry’ to go public」
  • Bloomberg「SpaceX Tender Offer Price History」(2021〜2024年)
  • Warren Buffett「Berkshire Hathaway Annual Shareholders Meeting」(各年)
  • Elon Musk(X / 旧Twitter、2023年)
  • S&P Dow Jones Indices「S&P 500 Index Methodology」

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